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こんにちは、群馬県高崎市の地場工務店向けにコンサルティングや各種研修やセミナーをおこなっているReframe株式会社です。

1年でもっとも寒い季節になってきました。

これから10年に一度の大寒波がやってくると言われており、寒さ対策に追われております。

そんな中で紹介したい本があります。

正月に読んでいたわけではなく、年末の忙しい最中に息抜きに読んでいた本ですが。

宮部みゆきさんの「火車」という本です。

あらすじは

失踪した関根彰子を探すよう依頼された休職中の刑事の本間は、事件に巻き込まれた被害者として調査を始める。 ところが調査を進めるうちに、被害者と思われた彰子が実は加害者ではないかという疑いが浮上して――。 本間の調査によって彰子のさまざまな顔を知り、やがて彼女の罪を知ることに。(ネットから引用)

物語の舞台は平成初期なのですが、令和のこの時代に読んでも感じられる社会の闇について詳しく書かれている社会派ミステリーの名作なのでは!?と感じました。

誰しも学校でお金について詳しく学ぶわけではないのに、高校を卒業したらいきなり大人なのだからと社会に放り出されます。

カードやローン、保険などほぼわからない状態なのに責任能力があると勝手に判断されるのはいかがなものかと常々思っています。自分で学ぶしかないのだと痛感させられます。

この火車ではクレジットカードによる多重債務やローン破産を始めとする社会問題が随所に盛り込まれていて経済小説としてとても読み応えのある作品になっています。

自分には関係のないものだと思っていても、運が悪ければ転がり込んでくる運命だと…恐ろしいですね。

ためにもなるし教訓にもなりそうなこの本を読んで、今年は身構えてみるのも有りなんじゃないかと思います。

では作品紹介をこれぐらいで終わりにしたいと思います。

 

弊社は、群馬県高崎市を拠点に地場工務店様向けのコンサルティング会社です。

1on1での定期コンサルティングや住宅営業に特化した実践型研修の開催、ホームページ制作など工務店経営に必要不可欠な要素を一緒に取り組む、ありそうでない地場工務店向けコンサルティング会社です。

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