地場工務店様に対して、住宅営業やSNS活用や運用支援、集客戦略やイベント立案等の総合コンサルティングを行っているReframe株式会社(リフレーム)の長谷川です。
新年を迎えて目標を決めたという方も多いのではないでしょうか。
具体的な目標を決めた人もいれば、何となくこうなれたらなという人もいらっしゃると思います。
では、1年を終えたときにどちらがより目標に近づけるか。それは具体的に目標を決めた人の割合が大多数のはずです。
しっかりと目標を設定することが出来れば、自分がどう進めばいいのか迷わなくなります。
例えば、「売上を上げる」「○○棟受注する」という漠然とした希望よりも、「次の四半期で売上を10%向上させる」という目標を立てた方が、具体的な行動計画を立てやすくなります。
特にビジネスの現場では、限られた時間やリソースを効果的に使うために、明確な方向性を持つことが欠かせません。
人は目標が見えると、その達成を目指して行動するエネルギーが湧いてきます。例えば、「来月中に新しいプロジェクトを立ち上げる」という目標があれば、日々の努力が意味を持つように感じられるでしょう。目標は、単なるタスクをやり遂げる原動力にもなります。
仕事は多くの人と繋がり進めていくものです。なので目標を持つことで、自分自身や社内の進捗を評価する指標が得られます。「どこまで進んでいるか」「どの部分が遅れているか」を確認し、必要に応じて計画を調整することが可能です。このプロセスを繰り返すことで、目標達成への道筋が明確になり、成功確率が高まります。
適切に設定された目標は、自分を成長させるための刺激となります。売上目標を達成する過程で新しいスキルを習得したり、より効果的な戦略を編み出したりすることがあります。目標は単なるゴールではなく、自分を高めるプロセスそのものと言えるでしょう。
そうはいっても中々具体的に目標設定ができない。その時はSMARTの原則を活用してみましょう。このフレームワークを使うと、目標がより明確で実行可能なものになります。
①Specific(具体的):目標はできるだけ具体的にしましょう。「売上を増やす」ではなく、「次の四半期で売上を10%増加させる」といった具体性が必要です。
②Measurable(測定可能):達成度を測る指標を設定します。例えば、数字や期限を明確にすると進捗を追いやすくなります。
③Achievable(達成可能):実現可能な範囲で目標を設定しましょう。あまりにも高すぎる目標は、逆にモチベーションを下げてしまいます。
④Relevant(関連性がある):目標がビジネスや個人の全体的な目的と一致しているか確認します。関係のない目標に時間を割くのは避けたいところです。
⑤Time-bound(期限がある):目標には必ず期限を設定しましょう。期限が明確であれば、行動に集中しやすくなります。
目標を達成しやすくするには、期間ごとに区分けすることも大切です。
短期、中期、長期目標で何をするかを決めます。
・短期目標:今月中に新しい見込み客5組にアプローチする。
・中期目標:半年間で3組を契約する。
・長期目標:1年後に10棟完工する。
これにより、目標が段階的に整理され、進むべき道が明確になります。
目標を具体的に定めたら、あとは実行していかなければ意味がありません。
例えば、週に1回、あるいは月に1回、達成度を振り返りましょう。目標に向かって順調に進んでいるかどうかをチェックすることで、必要な調整や計画の見直しを迅速に行えます。
他にも目標を共有することも重要です。個人の目標であっても、社内や同僚などと共有することで達成率が上がったり、周囲からのフィードバックやサポートを受けられることもあります。
どんなにしっかり計画を立てても、状況が変わることは避けられません。そのため、目標を適宜見直し、変更する柔軟性を持つことが大切です。固定的な目標に固執せず、現実に即した調整を加えることで、無駄な努力を省けます。
これらを実践すれば、目標達成に向けた道筋がよりスムーズになるでしょう。納得できる1年にするために目標をしっかり定めていきましょう!
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