地場工務店様に対して、住宅営業やSNS活用や運用支援、集客戦略やイベント立案等の総合コンサルティングを行なっているReframe株式会社(リフレーム)の望月です。
日々コンサルティングを行っていく中で、クライアント様と行動計画を立ててタスクを決め、期日を決めて伴走しながらサポートを行っております。
その中で、本日は、仕事の時間の使い方についてお話していきます。
「毎日忙しいのに、なぜか仕事が前に進まない…」
「常に時間が無い様に感じる」
工務店様とのサポートを通じてよく言われる言葉です。
仕事をしていて、このように感じてしまうのは時間の使い方そのものに問題があるかもしれません。
実は、それ“パーキンソンの法則”が原因?!
パーキンソンの法則とは、
「人は与えられた時間の分だけ仕事を膨らませてしまう」というもの。
この法則は、1958年に英国の歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱されたもので、簡単に言えば「余裕があればあるだけ、時間を使ってしまう」という人間の性質を表しています。
たとえば…
- ・金曜提出の仕事が、なぜか金曜ギリギリまでかかってしまう
- ・会議の時間を決めていないと、気づけば2時間たっている
- ・ちょっとしたスキマ時間は「なんとなくスマホ」で終わってしまう
つまり、時間を与えられるままに過ごしている限り、効率は上がらないのです。
地場工務店様もリフォームなど細かい仕事も行っている為に忙しく、1件辺りの仕事を早くこなしても、また次の現場に行くということからも、与えられた時間を全て使おうとしてしまうケースが多くあります。
この法則にハマってしまうと…
- ・常に忙しさから脱却できず、重要な経営の仕事をこなす時間がない
- ・提案書や見積の提出が遅れ、契約チャンスを逃す
- ・無駄な待ち時間や対応遅れで、現場や顧客にストレスを与える
だからこそ、「与えられた時間で動く」のではなく、自分で“締切を前倒しする”、スキマ時間を“味方にする”という意識が、必要です。
パーキンソンの法則に打ち勝つ2つの具体策
① 期限より“短い締切”を自分で設定する
パーキンソンの法則では「与えられた時間いっぱいまで仕事が膨らむ」とされます。
つまり、何かの仕事を「金曜日まででいいよ」と言えば、人は自然と金曜日まで使ってしまう。
ここで重要なのは、「自分で締切を前倒しする意識」です。
たとえば…
- ・「金曜日まで提出」→ 自分では水曜日の午前中を目標に設定
- ・「今週中に見積を出す」→ 火曜中に一度たたき台をつくる
② スキマ時間を味方にする
「30分空いたけど何をしよう…」
そんな“スキマ時間”も、パーキンソンの法則から脱出する大チャンスです。
- ・10分あれば、電話1本かけられる
- ・15分あれば、下書きメールを書ける
- ・20分あれば、次の現場の段取り表を整えられる
「まとまった時間がないと進まない」という思い込みを捨てて、細切れ時間をつなぎ合わせる工夫が必要です。
まとめ:時間の主導権を、自分で握りましょう
パーキンソンの法則に流されると、
「いつかやる」→「明日でいいか」→「気づいたら締切ギリギリ」
となりがちです。
だからこそ、“先に動く”自分ルールを持つことが大切。
今日からできることは2つです。
- ・締切より、自分の締切を早めに設定する
- ・スキマ時間を見つけたら、即・小タスクに取りかかる
この2つを習慣化するだけで、時間効率は劇的に変わります。
まずは明日のタスクから、自分なりの「前倒し締切」をつくってみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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