こんにちは、群馬県高崎市の地場工務店向けにコンサルティングや各種研修やセミナーをおこなっているReframe株式会社です。
秋が深まり、夜の寒さが強まってまいりました。
寒さで体調を崩さないように毎晩気をつけながら眠りにつきます。
この時期になると無性にミステリー作品が恋しくなるのですが、この秋読んだ本を紹介したいと思います。
綾辻行人さんのフリークスという本です。
あらすじ(本の裏表紙から引用)
「J・Mを殺したのは誰か?」
私が読んだ患者の原稿は、その一文で結ばれていた。解決篇の欠落した推理小説のように…。
J・Mは、自分より醜い怪物を造るため、5人の子供に人体実験を施した異常な科学者。
奴を惨殺したのは、どの子供なのか?
—小説家の私と探偵の彼が解明する衝撃の真相!
夢現、狂気と正常を往還する物語。
綾辻さんといえば、十角館の殺人などの館シリーズが有名ですが、シリーズものを読むのはなかなか骨が折れるもの。
ということで、今回1冊で終わるようなミステリーものが読みたい〜って怠惰な欲求とどうせならミステリー界の有名な人の作品が読みたい〜ってミーハーな気持ちでこの1冊を手に取りました。
この本は1つの事件を掘り進めていくお話だと思って読み始めたのですが、実は短編集でした!
タイトルは409号室の患者、564号室の患者、など部屋の号数で分けられていたので「ああ、この精神科病棟の色んな部屋の患者たちが実は1つの事件と結ばれていて伏線回収する系の話だな!」と推理しながら読んでいたのに、まさかの結びつきのない短編集だった事実に最後のページまで読んでちょっとショックを受けてしまいました。
完全に前情報もなく読んだ自分の落ち度です。笑
しかし一つ一つの短編の出来は凄まじく、こういう展開に違いないっていう考えを全ての話で覆されて気分爽快です!
この期待がいい意味で裏切られるどんでん返し感がミステリーの醍醐味ですよね^^
ちょっとグロテスクな表現があったりしますが、素晴らしいミステリー作品だと思います!
秋の夜長、脳に刺激が欲しい方におすすめしたい1冊です。
やっぱりミステリーって面白い〜ってなって、今も色々なミステリー作品を読み進めたり、映画などを観たりしていますが、またこの場で紹介できたらと思っています。
では、今回はこの辺で失礼します。
弊社は、群馬県高崎市を拠点に地場工務店様向けのコンサルティング会社です。
1on1での定期コンサルティングや住宅営業に特化した実践型研修の開催、ホームページ制作など工務店経営に必要不可欠な要素を一緒に取り組む、ありそうでない地場工務店向けコンサルティング会社です。