工務店の「資料請求ページ」と「イベントページ」を強化する方法

地場工務店様に対して、住宅営業やSNS活用や運用支援、集客戦略やイベント立案等の総合コンサルティングを行なっているReframe株式会社(リフレーム)の天田です。

以前、工務店ホームページのSEO基本ステップについてお話しました。
今回はさらに一歩進んで、「問い合わせ数を増やす」ために欠かせない 資料請求ページとイベントページ(勉強会・相談会・見学会予約) の強化方法について解説します。

なぜ資料請求・イベントページが重要なのか?

工務店にとって「資料請求ページ」や「イベントページ」は、いわばお客様との最初の接点であり、集客のゴール地点です。
SEOやSNSで集めた見込み客も、最終的にこのページでフォームを送信してもらわなければ成果につながりません。
つまり、ここを改善できるかどうかで 問い合わせ数は大きく変わってくる のです。

フォーム設計の3つのポイント

1.入力項目は「最低限+α」に

基本は 名前・メールアドレス・電話番号 の3つで十分。

そこに「住所(任意)」や「弊社をどこで知りましたか?」といった1〜2項目を追加する程度なら、情報収集と負担軽減のバランスをとれます。

特に住所は必須にすると離脱の原因になりやすいため、任意入力にするか、郵便番号から自動入力できる仕組みを導入するのがおすすめです。

イベント申込フォームの場合は「まずは参加予約を簡単に」取ることを優先し、シンプルに設計する方が効果的です。

2.thanksページを「次の行動」につなげる

「送信ありがとうございました」で終わらせず、ユーザーが次に進む導線を用意しましょう。

  • 施工事例やスタッフ紹介へのリンク
  • 他の見学会・相談会の案内

成約までのシナリオ全体を見据えて設計することが、問い合わせから商談につなげる鍵です。

3.自動返信メールの工夫

ただの送信控えではなく、「安心感」と「次の一歩」を伝える内容にすることが重要です。

例:

  • 資料請求の場合 → 「ご家族で話し合うときのチェックリスト」
  • イベント申込の場合 → 「当日の持ち物や流れのご案内」
  • メールを受け取った瞬間から、信頼関係づくりは始まっています。

入力途中で離脱した人を救う仕組み:ReBoost

フォーム改善に加えて、「入力途中でやめてしまった方」へのフォローも成果を伸ばすポイントです。

Reframeでは独自に「ReBoost(リブースト)」という仕組みを開発しました。
これは、資料請求フォームやイベント申込フォームで 入力中に離脱したユーザーへ、自動でリマインドメールを送るシステム です。

ReBoostの流れ

  1. ユーザーがフォームにメールアドレスを入力すると、一時的にデータを保存。
  2. 送信完了しなければ「未完了」として記録。
  3. 一定時間後(例:10分後)に「入力が途中になっているようですが続けますか?」というリマインドメールを自動送信。

これまでなら「せっかく関心を持ってくれたのに途中で諦めてしまった」人を、そのまま失っていました。ReBoostを導入することで、失われていた見込み客を再び商談につなげるチャンスが生まれます。

まとめ

問い合わせ数を増やすためのポイントは以下の通りです。

  • 入力項目は「最低限+α」で離脱率を下げる
  • thanksページを「次の行動」につなげる設計にする
  • 自動返信メールで安心感と信頼を高める
  • ReBoostのような仕組みで「離脱した人」もフォローする

資料請求やイベントページは、単なる窓口ではなく 家づくり相談の最初のきっかけです。
ここを強化すれば、確実に問い合わせ数を伸ばすことができます。

Reframe株式会社(リフレーム株式会社)は、地場工務店様向けに個別コンサルティングや各種研修、SNS運用代行を行なっている会社です。詳しくは Reframe株式会社のトップページ をご覧ください。

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